北海道及び一般社団法人北海道機械工業会が実施している
ものづくり技術力強化エキスパート派遣制度を利用して生産性向上の取り組みを行いました。
ご指導いただいたのは、齋藤コンサルティングオフィスの齋藤 均先生です。
2019年8月から約半年にわたり、人・物・機械の動きを最適化すべく、レイアウト変更などを行いました。
◆省人化、スペース生産性の向上

・16台の機械を8人で操作
・機械1台当たりが占める面積 30.5m²/台

・16台の機械を7人で操作
・機械1台当たりが占める面積 26.7m²/台
⇒16×4m²=64m²を、材料置き場・
完了品置き場・仕掛品置き場などに転用
◆離れ小島の解消

・死角が多い
・他の機械のパトランプが見えない
・機械の管理がしにくい

・他の作業者の様子が見える
・機械の稼働状況がわかりやすい
・他の作業者の動きや機械の稼働状況が
一目でわかるようになった
◆大部屋化

・1人2台持ちで、作業内容によっては
作業者が1台につきっきりになってしまう
・作業効率が悪い

・大部屋化することにより、多工程持ちが
可能になった
・作業者同士が協力しながら効率よく作業が
行える
◆壁際や袋小路の整理整頓

・壁際や袋小路に使用頻度の少ないものが
溜まる
・整理整頓がしにくい

・壁際に通路を設け、袋小路を解消
・自作の収納棚を設置し、整理整頓がしやすい環境を整備
・緊急時には避難路として利用可能
(暗闇でも壁づたいに避難ができるように
しました)